機能・装備

運転前に確認!マツダ流ドライビングポジションのすゝめ

皆さんは運転するときはどのような格好で運転していますか?
正しい姿勢で運転すると疲労がたまりにくく楽しく運転することができます。

今のマツダ車はドライバー中心の設計で快適なドライビングポジションを取れるようにできています。
ここではそのマツダが推奨するドライビングポジションを紹介しますので参考にしていってください。
これは新型MAZDA3だけでなくマツダ車全般に共通する話題なので他車種の方も目を通していただければ、と思います。

正しいドライビングポジションは必要?

ドライビングポジションを説明する前に何故正しい姿勢が必要か簡単に説明します。

ブレーキを踏むため

車の運転で一番大事なのはブレーキを踏むことです。
昨今自動車事故の報道が絶えません。
事故の原因によくあるのが追突です。止まれなかったわけですね。

なぜ止まれなかったのか?
ブレーキを踏めなかったからです。

例えばこんな姿勢
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こんなだらしない姿勢で正しいブレーキを踏めると思いますか?

また緊急時にはフルブレーキが必要です。
フルブレーキは力いっぱいブレーキペダルを蹴りぬくことで普通にブレーキを踏むより短距離で止まることができます。
上記の姿勢でフルブレーキできると思いますか?
足が伸びきってしまってまともにブレーキも踏めないと思います。

正しい姿勢は安全につながるのです。

疲労軽減のため

こうやってハンドルにしがみついて運転している人を見たことはないでしょうか?
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とても窮屈そうですね。
体中に力が入ってそうです。
運転に集中するのは大事ですが、体に力が入っていては無駄に疲れるし、疲れがたまると判断力が低下してしまいます。

運転するにはリラックスすることが大事です。
(前項のようなだらしない恰好ではないですよ笑)

運転を楽しむため

そして運転を楽しむためです。
昨今のマツダ車は自動車からのフィードバックを感じやすいつくりになっています。
路面の状況だったり車にかかるGだったり。

姿勢が崩れていると車からの情報を体で感じることができません。
逆を言えば正しい姿勢だと車からの情報を感じることができ、車とひとつになれるのです。

そう、マツダが掲げている人馬一体ですね。
馬に乗るときちゃんと座ってあげないと落馬しちゃいますよね?それと同じことです。

ご理解いただけましたでしょうか?
安全に、そして快適に運転するためにも正しいドライビングポジションは大事なのです。
前置きはここまでですので、実際に合わせ方について説明していきます。

ドライビングポジションの合わせ方

マツダが推奨するドライビングポジションの調整の仕方は実は、オーナーズマニュアル(取扱説明書)に記載があります。

www.mazda.co.jp

ただし2018年以降に商品改良が入ったタイミングで記載され始めたようなのでご存じなかった方もいらっしゃるかと思います。
ここではこのマニュアルに沿って説明していきます。

今回使用する車両はCX-8です。
MAZDA3ではありませんが、マツダ車全車で共通の調節方法なので問題ありません。
また今回撮影にあたり担当の営業の方にモデルをやってもらいました。
この場を借りて御礼申し上げます。

ドライビングポジションの調節を始める前に

ドライビングポジションの調整を始める前にハンドルとシートを初期位置まで移動させます。

ハンドルは、レバーを下げて高さを一番下の位置にし、奥まで押し下げます。
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シートは、前後方向を一番後ろ、高さ方向を一番下まで下げます。
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初期位置まで移動出来たらシートに腰掛けます。

お尻を深く腰掛けて、背もたれと背中を密着させましょう。
またポケットの中のものは出しておきましょう。特にお尻のポケットに財布等を入れるのはよろしくありません。
(シートと体が密着しないので)
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シートの背もたれの角度を調節する

まずは背もたれの角度です。
楽な姿勢ですわれる角度にシートの背もたれを調節します。

少し前かがみの姿勢で、お腹まわりが窮屈と感じる角度まで背もたれを起こします。
お腹まわりに窮屈な感じがなく、楽に座れる姿勢まで背もたれを倒します。
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背もたれを倒すときは、
パワーシートの場合1回2回ちょんちょんと触ったくらい
マニュアルシートの場合1ノッチ分
倒すといい感じです。
若干お腹に力が入っている感じです。

シートの前後位置を調節する

次にシートの前後位置です。
ペダルが操作しやすい位置に調節します。

左足はフットレストに置き、右足はアクセルペダルとブレーキペダルの中間、ペダルを踏みかえられる位置にかかとを置きます。
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かかとを床につけた状態でブレーキペダルに右足を乗せ、足首が少し窮屈に感じるまでシートをできるだけ前へ動かします。
ブレーキペダルに右足を乗せたまま、足首が窮屈と感じなくなるまでシートを後ろへ動かします。
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ブレーキペダルに右足を乗せたとき、内またにならないくらいの角度だと楽です。
またぺダルの右側を踏めていればOKです。
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かかとを床につけたまま、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み替えがスムーズにできることを確認します。

かかとを床に付けたままアクセルペダルを一番奥まで踏み、足首が伸び切った感じを受けないことを確認します。

アクセルペダルは足の裏全体で踏む必要はありません。
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シートの高さを調節する

前が見やすく、運転しやすい高さに調節します。

背もたれに背中を密着させた状態で、ボンネットの後端から1/4が確認できる高さにシートの高さを調節します。
マニュアルシートはシートの高さを上げると、前方へシートが移動します。前後調節をもう一度行ってください。

「ボンネットの後端から1/4」はちょうどホイールセンターの真上付近です。
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協力者がいればそこに指を立ててもらって指先が見える位置に調節するとやりやすいです。
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ハンドルの位置を調節する

運転操作がしやすく、メーターが見える位置に調節します。

背もたれに背中を密着させた状態で、両腕を伸ばし、ハンドル上部に手を置いて、手首の位置までハンドルを引き寄せます。
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メーター類がしっかり見えるように、ハンドルの高さを調節します。

ハンドルの高さは出来るだけ低い位置が望ましいです。
下から徐々に上げていってメーター類の上端が見える位置まで上げましょう。
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レバーを引き上げてハンドルを固定します。
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ヘッドレストの位置を調節する

万一のときに頭部への衝撃を防ぐため、正しい位置にヘッドレストを調節します。
ヘッドレストの中央が、耳の上部と同じ高さになるように調節します。
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調整完了!

以上でドライビングポジションの調節は終了です。
パワーシートでメモリー機能がある方は、最適な位置に調節出来た後メモリーしておきましょう
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お疲れさまでした。
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どうでしょうか?慣れないシートポジションで違和感のある方もいるかと思います。
この状態で運転してみて無理のないようにしてください。
この合わせ方がマツダ推奨とはいえ、無理のあるようならば各自調節をしてください

このシートポジションに合わせたら、外から見るとちょうど窓の1/3くらいのところに顔が来ます。
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写真映えしますね(笑)。
それもあるのですが、顔が適正な位置にあると、見切りも良くなり運転もしやすくなります。

また、マツダ車全般同じ調整方法なので車種が変わっても同じくらいのところに顔が来ます。
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店頭に置いてあったデモカーで調節してもらいました。
顔の位置がほとんど変わっていません。
ちなみにどれがどの車種か分かりますか?(笑)

補足

MT車の場合

MT車の場合,アクセルペダル・ブレーキペダルに加えて、クラッチペダルも存在します。
シートの前後方向を調節するとき左足でクラッチペダルを踏んだ時伸びきらないようにしてください。
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NDロードスター(RF)の場合

NDロードスター(RF)の場合、2018年8月改良以前の個体はステアリングのテレスコピック機構(前後方向調節)がありません。
手が届かない場合はシートを起こす、前に出す等して調節してください。
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まとめ

今回はドライビングポジションについてまとめてみました。
正しいドライビングポジションで安全・快適にドライブを楽しんでください♪